作業療法室紹介
当院では、認知症疾患治療病棟、精神療養病棟においてそれぞれ作業療法士が病棟に入り、作業療法を実施しています。
認知症病棟における作業療法
認知症患者さんに対して、季節感や馴染みのある作業を通し、患者さんが笑顔で生き生きした生活を送れるよう、多種多様なプログラムを実施しています。また、個人の生活史・趣味・職業・価値観を大切にし、その方に合わせたプログラムを提供しています。
作業療法の流れ
症状
- 何をしらた良いか分からない
- 何もできなくなった、人に見られると恥ずかしい
- 体がこわい、寝ていたい
- ここがどこか分らない、知らない人ばかり
- 夜に眠れない
作業療法の実施
- 馴染みの活動を行う
- 体を動かす
- 人と交流する
- 季節感を感じる
効果
- 自信が回復する
- 活動量が増え、体力がつく
- 親しい友人など馴染みの関係ができ、安心が得られる
- 生活リズムが整い、夜の睡眠につながる
プログラム
手工芸などの作業活動、体操やスポーツ等の身体活動、グループ活動、外出活動など様々な活動を用いて患者さんの早期回復、家庭復帰、社会復帰を目指して取り組んでいます。
精神科作業療法
当院の精神科作業療法では、ものを作る喜び・人と触れ合う喜び・身体を動かす楽しさなど、患者さんの健康的な側面に働きかけていくことで、生活の活性化及び生活の質の向上を図っていきたいと考えています。
作業療法の流れ
症状
- 活動性の低下不規則な生活リズム
- 不規則な生活リズム
- 気分の不安定さ
- 人付き合いの不安
- 自信の低下
作業療法の実施
- 身体を動かす
- 趣味活動に参加する
- グループ活動に参加する
- 外出活動に参加する
- レクリエーションに参加する
効果
- 日中に活動する事で、夜眠れるようになった
- 不安や心配ごとを忘れて作業に集中できた
- ゲームを一緒に行う事で自然に人とお話しできた
- 退院に向けてのイメージ作りが出来た、自信がついた
プログラム
手工芸などの作業活動、体操やスポーツ等の身体活動、グループ活動、外出活動など様々な活動を用いて患者さんの早期回復、家庭復帰、社会復帰を目指して取り組んでいます。